Web小説カップルに30の質問
エンディングから丸1年後。勇者×賢者編。
1.お二人のお名前と小説の題名、カテゴリをどうぞ。
「ライオットでーす」(勇者)
「キリエです」(賢者)
2.お二人の知り合った経緯、元々の関係は?
「空から女の子が降ってきて、それがキリエだった。運命の出会い感満載だったなー」
「降った時のことはさすがに覚えてないけど…。ルーラに失敗したのよね」
「それで、どうせ旅に出るからってことでポルトガまで送っていくことになって」
「その時は最後まで一緒に行く気はなかったの。懐かしいな」
3.お二人の年の差、身長の差はどのくらいですか?
「私の方が1つ上。あまり年下って感じはしないけどね、彼は」
「いやあそれほどでも」
「身長は…私が165センチ」
「俺173センチ。8センチかー…ヒール次第では逆転可能だね」
「髪の毛まで含むとかなりの差になるのよね」
4.それぞれ第一印象を教えてください。
「きれいだなあ、と」
「うわー(笑」
「アリアハンでは見ないタイプの外見だから衝撃度も高かったし、空から降ってきたし」
「確かにインパクトはあったでしょうね」
「あれ?もしかして天使…? くらいのことは普通に思ったよ」
「…ああ、そう。私は…いい人そう、と思ったかな」
5.告白したのはどちらですか? どんなセリフでしたか?
「俺だよね」
「だとしても、どれが告白だったのかよく分からないけどね」
「あはは」
「『迎えに来たよ。これからはずっと一緒にいてくれ』みたいなこと言ったくせに……」
「ははは牢屋に入れられてた時だね」
「その後ギアガの大穴には一人で飛び込むのでさよならとか……あれはひどかったわ」
「だってもう帰れないし! そこまでつきあわせるのはって思ったんだもん」
「まあ結局私もこっちに来ちゃったわけですけど…。そう考えると告白したのは私かもね」
「『久しぶり』って告白か……いいね!」
6.それを言った時のお気持ち、聞いた時のお気持ちは?
「それってどれだろう。こっちで再会した時は、ほんとごめんなさいすごい嬉しいです!みたいな感じだったな」
「その時に『ずっと会いたかった』って言われたのはすごくほっとしたわ。すでにこっちで別の人と、なんてことになってたらどうしようかと思ってたし」
7.ぶっちゃけ、他に一番好きな人がいたりしませんか?
「いませんてば」
8.彼、彼女の性格で好きなところはどこですか?
「なんだかんだ言って思いやりのあるところ」
「なんだかんだって何よ。…えーと、強くて弱くて…やっぱり強いところ」
9.彼、彼女の性格で嫌いなところはどこですか?
「一人で勝手に決めてお別れだとか言い出すところ」
「根に持ちすぎ! そうだな、こういう執念深いところ……嘘です」
10.彼、彼女の外見(仕草や癖を含め)で好き嫌いはありますか?
「戦ってる時の動きとかふと目に入った時に、『あれ?なんか動きが上品!こんな時なのに!』なんて思ってドキッとすることが何度かあった。というか今も時々ある」
「余裕あるわね。でも私も彼の戦っている時の動きはきれいだなと思うわ」
11.お互いの理想には近いですか、遠いですか?
「好きになった人が理想…だとは思うけど、外見的にも最初から好きだったから理想かも」
「理想か…。そうね、理想の人だったかも。色々な意味で」
12.お付き合いはどのくらい続いていますか?
「アレフガルドで再会してからだとすると…2年くらいか」
「短い気もするわね」
「それまでも色々あったしね。実質的には5年くらいと思いたいところ」
13.初デートはどこでしたか? どうでした?
「アリアハンにいた頃からデートっぽい感じのことはあったよね」
「普通に楽しかった」
14.初キスはどこでですか? どうでした?
「ネクロゴンドに向かう船の上。調子に乗りましたすみません」
15.ぶっちゃけどこまで行ってますか?
「アレフガルドの外まで!」
「言うと思った」
16.一番心に残っているプレゼントは何ですか?
「イエローオーブ」
「ちょっと…」
「心に残ってるっていうとどうしてもそうなるよ」
17.恋愛と結婚は同じ線の上にありますか?
「結婚の約束はしてるよ。つまりフィアンセ。…フィアンセってなんか照れない? 響き的に」
「わざわざ口に出す機会、あんまりないわよね」
18.お二人の結婚はいつ頃がベストだと思いますか?
「次に家を作る時は一緒の家だよね、とは言っている」
「正直今はそれどころじゃないわよね。戦いの旅の真っ最中だし」
「まさかゾーマを倒した後にこんな旅をすることになるとは」
「この戦いが終わったら結婚するんだ、て感じかしら」
「そのセリフはだめだ」
19.子供は男女何人欲しいですか?
「人数はともかく、いたらいいなとは思う。でも俺の子孫は色々苦労しそうで気の毒だなー」
20.お互いのプライベートは守られていますか?
「旅の途中だから全然ないような気がする」
「でも2人で旅してるわけでもないし、それなりに隔てはあるんじゃない?」
21.どんな喧嘩をしますか? 喧嘩をしたらどうしますか?
「喧嘩…あんまりしないかな」
「命かかってる旅でそんなことしてられないっていうのもあるかもね」
「つまり結婚したら喧嘩ばかりになるかもしれないってことか。うわーやだなそれ」
22.彼、彼女はモテますか?
「モテる。そしてかわし方が慣れてる感じ。にくいね、この」
「実家がお金持ちだったから、それ目当てに近づいてくる人が多かったの! 慣れてても自慢にはならないわよ」
「俺は全然だめ」
「そうかしら」
23.どこからが浮気だと思いますか?
「やっちゃったら」
「その人といる間ずっとその人のこと考えてて私のこと思い出さない…とか」
「それは浮気じゃなくて本気だよ。比べながら突き進むから浮気なんだよ」
「なぜ力説?」
24.浮気をされたらどうしますか?
「浮気相手に決闘を申し込む。多分俺の方が強いんだろうな。殺さないけど相手が倒れるまで戦う。そして彼女が倒れた相手にすがって泣いたら『人の心は力ではどうにもならないと、知っていたはずなのに…』とか言いながら悲しく立ち去る」
「何その妄想」
「そうすることのむなしさは分かってても、相手に怒りをぶつけずにはいられないだろうなー、と言いたかったんだよ」
「わかりにくいわよ」
25.別れを考えたことはありますか?
「こっちに来てからはないな」
「命かかった旅の途中にそんなこと考えてられないと思うわ」
26.死に別れてしまったらどうしますか?
「どうって…どうしようもないよね?」
「そうね。あまり無茶しないでほしいな、とは思うけど」
「メガンテ覚えたって聞いた時はぞっとしたな、そういえば」
「使わないって約束したけどね」
27.生まれ変わっても一緒になりたいですか?
「なりたーい」
「なりたいです」
28.何か一つ思い出を語ってください。
「色々ありすぎて……そうだな、アリアハンで作ってくれた菓子が本当にひどい味だったことがあって、地獄ケーキとか絶望クッキーとか言ってたこととか…」
「色々ある中でなんでよりによってそれなのよ」
「後でアレフガルドに一人で来た時、大魔王ゾーマは絶望を食らうって話を聞いて、一番に思い出したのがあの絶望クッキーだったんだよ。本当にもう会えないんだなというのを急に実感して苦しかった」
「え、なぜちょっといい話に…?」
29.お互いに、愛をささやいてください。
「愛してる。俺の前に現れてくれてありがとう」
「ふふ。私も愛してる」
30.最後まで読んでくださった方にひとことどうぞ。
「どうです。このいちゃつきぶりは」
「こういうのを『見せつけてやろう』っていうのかしらね」
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