ネタバレや腐臭発言が混じるらくがきメモ

2007年01月06日(土) シグルイ×ドラクエ2オープニング

op1.gif

そして
始まりの一閃は走り
響く
強き城が地に崩れゆく音

あれから百年
魔姫の建てたその国で
荒ぶる虎どもは知る
始まったのだ
狩りが
ロトが狩るのではない
ロトが狩られるというのだ
虎どもは微笑む
そんなことを肉に飢えた
己のこの無敵の紋章が
許すと思うか?

残酷無惨勇者伝説
新章開幕

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ドラクエ3のエンディングで↑こういうのやろうと思ったら画像が多くなって息切れしてきた。ロトシリーズは油断するとすぐ無惨無惨になるのでシグルイとの相性は良い気がいたします。
 
ところでここで一つ「オルテガ=シドー」説について申し上げたいと思いました。実は今までここに一度も書いてなかったことに最近気づいてやや驚いています。ここに書いていることというのは思いついたことをただ節操なく並べているように見えて実際その通りなんですが、さすがに話の流れに矛盾をきたしたりしてつじつまが合わない、これは現実ではない(ドロドロドロ)みたいになっちゃいそうなのは書くのを控えていたわけだなあと思いました。偉い偉い。
この説というか妄想は一時期相当な勢いで信奉していたものの、さすがにこれはちょっと、というわけでその設定で行くのはやめにしたという経緯があります。捨てた後はオルテガも人間味のあるふうに変わってきましたが、それでもここのオルテガがなんかあれなのはこの設定があった頃の名残でもあります。

「オルテガ=シドー」。これに関しては根拠はほとんどなく、ほぼ願望なのでした。ずっとロトの前にいたオルテガ。火山の火口も魔の海も、己の力一つで乗り越えたオルテガ。そしてあの衝撃の外見(FC版)。ロトは伝説にはなったものの、父を超えてはいなかったのではないか……。いや別に超えなくても不都合はないんですが。
そんなオルテガの魅力の一つにベホマがあります。オルテガは、私が見てる時偶然そうだっただけかもしれないけど、ベホマをよく使う。あれがまたいい。一人で突き進む→体ボロボロ→ベホマ→完全復活、みたいなのを繰り返していたのかと思うと燃える。時には四肢バラバラくらいまで行きながらも顔は笑ってベホマと言えば体パーツがギャーンとかいって戻ってくる。戻ってくる時にロケットパンチみたいな攻撃を敵に繰り出しながらだったりするとなおいい。いつからかはわからないけど、私の中のオルテガはそんな感じの攻撃的無敵ベホマの使い手になってしまったのでした。闇の衣を脱いだゾーマがベホマで大ダメージ受けるとか、そんなゲーム上の設定にも目を光らせずにはいられない。もしオルテガがあの場にいたならば……そんな状況をプレイヤーに想起させるための弱点としか思えない。いかがでしょう、この考えすぎっぷり。
で、ベホマといえば? そう、シドー。破壊の神というくらいだからただひたすらに破壊のみの存在なのかと思いきや、回復呪文の使い手だったりする意外な一面。ギャップ萌え……はともかく、シドーのベホマも印象的です。根拠のない「オルテガ=シドー」説はおそらくこういうもやもやから生まれてきた。大魔王ゾーマが滅びたことで、あの場に会った莫大な魔力が目に見えぬ形で暴走していたとしたら? すでに竜の女王の城から落ちてゾーマ城に置かれていたあの卵が、その暴走の影響を受けていたら? 死に瀕していたオルテガもまたその影響を受けていたら? そして大魔王と闘ったロトもまた……
いつも書いてるのとは別枠ですが、そんな感じの若干無惨無惨な展開も、ロトシリーズにはまたよく似合う。こんなファンですみません

2007年01月03日(水) ドラクエ3

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バハラタ・黒胡椒編。
地理関係のため、ここからすでにオリビア岬が関わってきます。ちなみにオリビア岬に関しては、捏造の多い当サイトでも飛び抜けて捏造が無駄に多いエピソードになる予定。

本日のテーマ「オリビア岬が町から離れすぎている件について」
私はなぜか「オリビアは町の有力者の娘でエリックは庶民。身分違いの恋のため二人は引き裂かれ、オリビアの父が手を回したためエリックは無実の罪で奴隷の身に落とされた」というのが公式だと思ってたんですが、別に公式ではないみたいです。引き裂かれて片方が無実の罪で奴隷、という状況のため勝手にそう思いこんでいただけらしい。けどせっかくだから(←?)その設定で行きます。
さてあの岬。最寄りの町がかなり遠いバハラタという不便な場所で、ゲーム上は旅人用らしき宿屋のみがそこにある状況。一体オリビアとエリックはどこに住んでいたのか? 最有力候補はバハラタなのでしょうが、そうすると身投げのためにモンスターの出る中長い旅をする深窓の令嬢という謎の図式が浮かびます。そんなことができるのなら生きてく強さを……というかそもそもそんなパワーがあるならおとなしく引き裂かれたりしないのではないだろうか。無実の罪に落とされたエリックを救い出すためダーマで修行を始めたという説も捨てがたいんですが、ここは「オリビアとエリックが住んでいたのはバハラタじゃない」説を採ろうと思います。つまり上の画像。
また港町になっちゃってあれですが、あのオリビア岬の宿屋は、かつてそこに町があった名残…。大きな町だったのにあの呪いのため全く船が出入りができなくなり、とうとう町として立ちゆかなくなり衰退、そして消滅。今はただ岬に呪いを残すのみ。

2007年01月02日(火) ドラクエ3

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ゾーマ戦直後。
あらすじ。ゾーマとの闘いで左腕がちぎれた戦士だったが、落としたそれを武闘家が拾ってたので賢者のベホマで元に戻りました。めでたしめでたし。しかし戦士は、ゾーマ戦の後崩れる柱の方になぜか武闘家があわてて走っていったのを見ていたので、あの時にきっと腕を拾ったのだろうと思うと、全滅が妥当だった闘いで奇跡的に全員生き延びたのに、その闘いが終わった後でそんな危険な真似をする武闘家に対してついつい腹が立ってしまうのでした。というような(長い)

ここのドラクエ3では、ゾーマ城に乗り込むのは暮れもおしせまった大晦日です。紅白歌合戦のクライマックスくらいの時間にオルテガとキングヒドラが闘います。ゾーマと闘うのは日付が変わってすでに新年です。が、ゾーマが倒れたのは時間的にはまだ夜だったので、空の上の方で何かが閉じたような音はするけどアレフガルドの人にとっては「あれ、なんか微妙に明るくなった?」くらいの状態。しかし夜明けが近づくにつれて次第に明るくなり、大騒ぎ。そしてついに日が昇る。それは偶然にも元旦の初日の出でした。あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

2006年12月31日(日) 痴漢男

漫画版が本当に年内完結
感動いたしました! 泣いた
 
それにしても今までずっと毎日更新しててさらに最終日に58ページ一気に更新て一体何事なんだろう。
色の変わってないリンクの多さにしばらく目を疑った昼過ぎでした。なんかドラえもんだらけを思い出した。

2006年12月30日(土) 日常日記

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1年ぶりの5連休。嬉しくて涙が出そう。1ヶ月くらい前から心の支えでした。
今年は無遅刻無欠勤だった。ほんと体が丈夫というのはありがたいものです。来年も丈夫でいたいなー

2006年12月28日(木) ドラクエ3

2nen.gif

エンディングから約2年後。デルコンダル。いまだにツインテールの武闘家25歳

本日のテーマ「ガライとロトはどういう関係だったのか」
ゲームではちょっと話するだけの仲ですが、アレフガルドから姿を消したはずのロトがあの洞窟に石版を安置した……そこからわりと近くにあるガライの町……まあ偶然としか思えませんが、そこをこじつけるのが醍醐味ですよ(何かの)
さてガライの町については一つ大きなポイントがある。それはアレフガルドで唯一外海に面した町であるということです。これは大変なことですよ!港町!ロトシリーズ最大の謎の一つである「3や1の時代にはアレフガルドの外の大陸は存在していたのか」にも関わってくる重大事です。なにげに2の時代には滅びちゃってるのか省略されてるのかガライの町は出てきませんが、地図で位置関係を見ると港町ルプガナあたりと海の道ができててもおかしくない。私は「3の時代から2の大陸は存在していた」派なのでこのへんは大いに推していきたいわけです。
あと私は、上の世界の商人の町イベントで「あの急速な発展の陰にはあの町を貿易の拠点にしようとしていたポルトガの援助があった」派でもあるので、若干似た地形にあるガライの町建造についても、前回の失敗を糧にした商人の協力があったとか思いたい。その経緯でますますガライとロトは親密になったとか、そういうことを常々考えています。どうもありがとうございました。
 
それとはあまり関係ないですが、クリスマスに自分内ドラクエカップルをいちゃいちゃさせる企画をやりたかったのにできなかったのが心残りです。今自分の脳内で大流行中のグプタ×タニアのことも何も触れられず無念やるかたなし。黒胡椒カップル萌え。黒胡椒屋はあのおじいさんで、タニアがその孫で、事件後グプタが胡椒屋にいた。つまり婿に入った様子ですが、おじいさんの「わしは二人を結婚させようと思ったのに」というセリフを見ると、「愛し合ってるから結婚を許す」とかではなくて、それ以前からグプタはおじいさんに気に入られていて「孫の婿にどうじゃ!わしの店を継いでくれ!」的なノリだったのではないかと思われる。だからタニアは「グプタは私が好きだからじゃなくてこの店を継ぐために……」みたいなことを考えているわけですが実は……これは萌えずにはいられない。舞台が黒胡椒屋というのがまたいいんですよ

2006年12月22日(金) 年末大掃除

と称してサイトの再構築。最近こんなことばかりしています。
こういう作業は好きですがそれにしてもファイル増えたなあ。
 
ここのトップにあるスペースコロニーはもう4年もだらだら続けているサイトですが、あんな体裁のくせに最初はCGIでなくhtmlファイル編集→FTPソフトでアップロードでした。今考えると信じられない。何ヶ月後かにようやくCGIで更新するようになったものの、下の記事にリンクする「▼」と記事の頭の「<a name="○○">」はいちいち手打ちしていた。それでも便利になったと満足していた。さらに数ヶ月後、ようやく▼とアンカーを書かず、本文だけ書き込むシステムにすることに成功。大満足。ただし月が変わるごとにトップページのリンクを張り直さなければならなかった。けど月1回のことだからそれくらいどうってことないと思った。
本日ついにそれもCGIがやってくれるようになりました。4年かかって最終進化型。感無量です。見た目は4年間変わってないけど裏ではそんなドラマがあった。
 
あと本日、OPERAだと過去ログを一部しか読めないことがわかりました。新たな課題が生まれた。何年経てば解決するだろうか。

2006年12月15日(金) 日記

前に欲しいと書いたこれを買いました。最近更新してなかったのは発売前の情報収集及びそれに類することのために、大切なインターネット時間のほとんどを費やしていたからです。
質感が文房具とかみたいでとてもいい。うっかり雑に扱いそうなので気をつけよう
 
フルブラウザ搭載の端末を持つのは初めてです。9に搭載されているブラウザはNetFrontで、事前に確認したところではあまり評判のよろしくないブラウザでした。同じWillcomでも京セラの端末に搭載されているOperaに比べると、遅い、バグある、対応サイト少ない、と格下の烙印を押されている様子です。どれどれ実際はどんなものかな?と使ってみたら、いやこれは何と言ったらいいか……
OperaにもNetFrontにも、小さい画面の横幅にも収まるように表示される「ケータイモード」と、縦横にスクロールバーが出てしまうけどPCと大体同じように表示される「デスクトップモード」があるのですが、どうもNetFrontのケータイモードは対応する必要のないものに対応しているみたいなのです。横幅240pxなのにcssの「margin:50px」を忠実に再現するすばらしさ。横幅240pxなのに左右2分割のフレームをきっちり表示する律儀さ。ケータイモードなのにインラインフレームに対応しているのを知った時には感動を禁じ得なかった。
こんなことしてるからOperaより遅いんだ……と思いながらも、なんかちょっと萌えた。すぐれた力が無駄なことに費やされているが本人は一生懸命萌え。

私のサイトは「body{margin:50px}」みたいなのが多用されているためこれだととても見にくくて、まあ今後携帯端末で自分のサイト見る機会など常識的に考えたらないと思うけど、それでも自分の端末で自分のサイトが見にくいのは悲しい。結局こつこつと余白指定を%に書き換えました。疲れた。昔の自分の文章を読み返したので精神的にも疲れた。でもこれで少しはネフロ好みのサイトになった。やった。
ただスペースコロニーはどうにもならなかったので、NetFront対応版を作って一人で満足しました。更新してないくせにこういうことだけは真剣なんだから
 
追記:画像をオンデマンド表示にしていると骸骨の顔がつぶれるらしい。実害は特にありません

2006年12月01日(金) ドラクエ3

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重ね着できない件について。水着に限った話ではありませんが。
水の羽衣とか何の上にでも着れそうだけどな。
 
装備品に関してはわりと懐古主義なので武闘家の最終装備は武闘着+鉄の爪。
なんか武闘家はぬいぐるみや水着系のものをわりと着てるイメージがあるんですが、これはあの乏しい装備のせいかもしれません。でもあの職業、水着で戦闘なんかしたらポロリ要員どころじゃないので本当はそんなのいけないんと思うんですよね…。

2006年11月27日(月) FF6

snormal1127220855.png

今日はとてもいいことがありました
私は持っていたハードがスーパーファミコンまでなのでドラクエもFFも6までしかやっていないのですが、FFで一番好きなのはその最後を飾った6なのでした。ファルコン内のバラエティ豊かな大人数は素晴らしい、たまりません。中でもシャドウとリルムの微妙な関係から目が離せず、リルム幼少時にはどうだったか等垂涎もののあれこれが大好きです。私がどんなふうにFF6を愛しているかというと、以前やってたサイトが以下のような内容だった。

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2005年10月31日 パラレル
 
 ふとFF6で現代パラレルをやるなら皆さんの役どころはどうかしら? と思ったので以下メモ。
 
「ラクシュミ殺人事件」
 ガストラ市を拠点にした大企業、ジドール商事のアウザー会長が何者かに殺害された!
 アウザーとある約束をしていた中学生のリルムはその事件を調査し始めるが……?

登場人物 
リルム
 ガストラ学園中等部2年生。美術部。父親と二人暮らし。
クライド
 リルムの父。刑事。
ビリー
 私立探偵。元刑事でクライドの親友。
ストラゴス
 リルムの祖父。生物学者。研究旅行のため留守がちだが最近アマゾンから戻ってくる。
ガウ
 ストラゴスとともにやってきた少年。幼い頃に乗っていた飛行機が落ちてアマゾンの密林の奥で育つ。ガストラ学園中等部2年生に編入。
ロック
 アマゾンでストラゴスと出会い、意気投合した冒険家。ストラゴス・ガウと一緒にガストラ市に来る。
カイエン
 剣道の道場主。ガウを引き取りたいと申し出る。
セリス
 ガストラ学園大学の2年生。劇団オルトロス所属。上演中にロックと運命の出会い。
ティナ
 ガストラ学園大学の2年生。教育学部。初等部のアイドル。
マッシュ
 中等部の体育教師。
エドガー
 ジドール商事のライバル、フィガロカンパニーの若社長。マッシュの双子の兄。
セッツァー
 中等部の数学教師だったが、授業の一環にギャンブルを持ち込み、金を賭けたため免職。
ダリル
 セッツァーの後任の数学教師。セッツァーとは面識があるらしい。
シド
 中等部の科学教師。
レオ
 中等部の国語教師。
バナン
 中等部の古文教師。
ケフカ
 中等部の美術教師。美術部の顧問でもある。高校時代、美術部でクライドの後輩だった。
ゴゴ
 ケフカの友人で謎の男。特技は声帯模写。
インターセプター
 リルムの家で飼っている犬。引退した警察犬。
 
 まあこのへんにしといてやるか……(負けた後に峰打ちだと言いだすザコの清々しい表情で)
 ケフカは人体実験されてないのでまともな人格ですが、それはケフカといえるのだろうか。

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 2005年03月10日 シャドウがあの先生きのこるには
 
 実は生きているんであってくれという願望は当方も持ち合わせておりますが、もし生きてたとして、あの後どうやって暮らしていくのかを考えると悲観的な気分にもなります。だって暗殺者……。瓦礫の塔からドラマチック脱出→裁判→死刑とか連想して悲しくなりました。
 シャドウ時代をなかったことにしてサマサでリルムの父として暮らすというのもなんだか難しそうです。サマサ時代にどんな暮らしをしていたのかは謎ですが、排他性の強いあの村。しかも10年近く娘を置いてどこか行っててまた戻ってきたなんて、なんていうか無理なんじゃないかと思います。かといって村を出るというのも……そもそも娘は画家として独り立ちできそうですが、父は何をして稼ぐのかという根本的な疑問もあります。
 磨いたのは日陰の技ばかり。今更おてんとさまのもとで働けるはずがない。どうする? ああ、こんな時江戸時代だったら「今度はその力を人々のために使ってくれ」とか言われてお奉行様付きの忍になる方向もあるのに……それだ! 祝・時代劇化。あらすじ。
 
 瓦礫の塔が崩れたものの、体が丈夫だったので死ななかったシャドウ。気がつくとフィガロで怪我の手当をされていました。生きているのか俺は……迎えに来なかった死神を思う孤高の暗殺者。そこに見舞いに来るフィガロ国王。数日後に行われた跡地探索で発見したと話す。久しぶりだとかそんなやりとりの後、世界は秩序を取り戻し始めている、暗殺者を見逃すわけにはいかないと重々しく語る国王。そうかビリー、お前が来なかったのはこのためかと納得するシャドウ。唸る回転のこぎり、衝撃音、以下次号。
 壁に突き刺さっている回転のこぎり、しかしシャドウは無傷。厳粛な面持ちで暗殺者シャドウは今死んだと宣言する国王。困惑気味のシャドウを説得し始める国王。世界はこれからが大変だ。少しでも俺を仲間だと思ってくれるのなら力を貸してほしい。瓦礫の塔は崩れたが、これは終わりではなく始まりだ。生き延びた命は続いていく。やることは山積みだ。一度死んだ君が協力してくれるのなら、これほど心強いことはない。反応なしの暗殺者。しばし無言の2人。立ち上がる国王。もしも力になってくれるのなら、新しい名前を考えておいてくれ。そう言って立ち去ろうとするその背中に、
「……クライド」
 不審そうに振り返る国王。新しい名前だ、と付け加える元暗殺者。俺は生きる。だが俺はここにいる。お前のよく知っている名前だ。いつでも来いよ、ビリー。(※サマサにいた時は指名手配中のため偽名を使っていたという設定でお願いします。ちなみに自分がこの設定を好むのはリルムが真実を知らないまま本名を知ることができるからです。団長のヒゲ! デスノート!)
 そして始まる新生活。公務員として城勤めが始まってしまったクライドの主な仕事は書類整理。世界復興に様々な形で尽力する若き王の精力的な活動のせいもあり、部署は目の回るような忙しさです。しかし彼にはもう一つの顔が……。フィガロ城の国王の書斎。その窓枠に布が結ばれている日は、深夜天井裏から国王の寝室に忍び込み、極秘任務を承る影の姿があった。
 瓦礫の塔がなくなった新しい世界はこれまでより複雑で、フィガロの若き王は多方面に敵が多い。情報収集を怠れば致命傷になる。なんだかんだで足代わりに使われているセッツァーとともに世界中に出張を余儀なくされるクライド。今日もジドールの悪徳商人邸の床下に侵入。菓子は菓子でも黄金色の菓子という趣向でございます。おぬしも悪よのう。高笑い二重奏。証拠が出揃ったところでメンバー一同で大立ち回り、その後お白州。
「証拠はあるんですかい国王様!」
「そうだ、証拠証拠」
「早えとこ証拠を出してもらいましょうか!」
(中略)
「げえーっあのオートボウガンは!」
「す、するとあの遊び人のジェフが」
「フィガロ国王エドガー様!」
 恐れ入っちゃう悪人が引っ立てられて一件落着。毎週こんなのが続きます。やったー。
 
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まあ私の愛はたいがいろくなもんじゃないですが、そんな自分が灼熱の視線を送っていたFF6二次創作サイトさんがありました。出会いはFF6サイトを探してリンクをたどっていた時。リンク飛んだら閉鎖されていたのでwebアーカイブでそのURL見たら、それこそ「のがしゃしないよ」というような内容だったので色々気持ち悪い検索をしたあげく同じ人が現在運営しているサイトを見つけたら昔のも掲載してたので大喜び。しかしそのサイトも更新が止まってしまい、不安に思っていたら消えてしまったので大層悲しかったという経緯があったんですが、今日偶然同じ人が今現在運営しているサイトに着いたのでした。昔のも新しいのも載ってた! わー! インターネットー!(歓声)
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