30.幽霊船


 本腰を入れて地図の色塗りを始めた。今回はレベル上げも兼ねながら、塗れるところは全部塗るつもりだ。
 まずはスー大陸の北にある、氷に覆われた陸地。白く塗るだけで終わるかと思ったが、なぜかそんな場所に老人が一人で住んでいた。「ここに町を作ろうと思う」とか言われたらどうしようかと思ったが、別にそういうことではなく隠居生活を送っているだけのようだった。もう少しまともな場所を選べばいいのにと思うが、老人はこの寒い場所が気に入っているようで、グリンラッドと呼ばれていると自慢げに言った。
「グリンラッド…」
 聞き覚えのある地名だった。しばらく首をひねり、ようやく思い出す。
『てめえ! まだあの骨捨ててねえのかよ! 幽霊船はあれが呼んでんだろう!』
『骨ァグリンラッドのじじいにくれてやったよ。前に言ったろうが!』
 あの海賊たちが言っていたんだった。幽霊船。そういえばあの岬に呪いをかけたオリビアの恋人は、幽霊船に乗っていると聞いたような……。
「どうしたんじゃ。難しい顔をして」
 考え込んだ俺に老人は不審そうに尋ねた。
「…あの。以前ここに、海賊が骨を置いていきませんでしたか?」
「おお。なんで知っとるんじゃ? ほれ、これじゃよ」
 老人はタンスの引き出しから骨を出してきてテーブルに置いた。腕か脚の骨だろうか、一端が折れて尖っていて、クイのような形をしている。見ていると、動かしてもいないのに突然カタカタと震えた。ぎょっとした俺を見て、老人は楽しそうに笑った。
「ははは。自分の体のある場所に帰りたがっているのかもしれんのう。これを持っていると幽霊船に会うらしくてな、海賊どもは幽霊船の船乗りの骨じゃないかと言っておった」
「……これ、よかったら、俺に譲ってもらえませんか?」
「何?」
 我ながら唐突だった。老人は目を丸くしたが、しばらくして人の悪そうな表情を浮かべた。
「タダで、か?」
「え、あ……でも」
「まあ確かに、わしが持っていても仕方ない物ではあるが……幽霊船には財宝が積んであるという噂もあるしのう」
 聞き捨てならない言葉だった。でまかせのような気もするが、それでも身を乗り出してしまう。俺の反応を見て老人は笑みを深くした。
「こんな場所でも船は通る。海賊どもも商船もよく寄るからの、金が使えんわけでもない。のう、欲しいものにはそれ相応の対価を払う。これは当たり前の話じゃろうが?」
 いつのまにか金の話になった。こんなところで暮らしていても、枯れたご隠居というわけではないようだ。しかし俺には払える金なんか1ゴールドもない。
「金はないんです。何かアイテムなら……」
「金がない? ほーう?」
 老人は商人ではないらしく、俺の言うことを信じていないのが見て取れた。
「アイテム、か……。そうじゃな、ではへんげのつえとならば交換してもよいぞ」
「へんげのつえ…?」
「そうじゃ。何にでも化けられるという杖じゃよ。アイテムなら良いのじゃろう?」
 老人はにやにや笑っている。どうやら難題をふっかけ、そこから商談に入るつもりのようだった。しかし俺にとっては、金よりずっと手に入りやすいものだ。本来はサマンオサの王様の物だが、一度奪われた物が見つからなくても責められはしないだろう。
「…じゃあ、へんげのつえを持ってきます」
「何? お、おい」
 老人が何か言いかけたが、俺は聞かずに家を出た。譲歩のつもりで別の物や金にされたらたまったものではない。 

 色塗り作業は続く。泉を見つけたので水を飲もうかと近づいたら木の根につまづいて転び、その拍子にやいばのブーメランを泉に落とすという考えられない不覚を取った。しかし飛び込む準備をし始めた俺の目の前で突然泉が波立ち、きらきらした光をまとった女が水面に立った。
「私はこの泉の精霊、オルレラ」
 唖然としている俺に、精霊は笑いかけた。
「あなたが落としたのはこのひのきのぼうですか?」
「……いえ」
「おや、違いましたか。ではもう少しお待ちなさい」
 精霊は泉に沈み、しばらくして浮かんできた。
「あなたが落としたのはこのまじんのおのですか?」
「違います」
 答えると精霊はまた泉に沈んでいった。子供の頃にこんな内容の童話を読んだような気がするが、あれは自分が落とした物より高価な物を持ってくる話ではなかっただろうか。まじんのおのはやいばのブーメランより攻撃力は高いが俺は装備できないし、換金額もやいばのブーメランの方が上だったはずだ。
 精霊が、今度はやいばのブーメランを持って浮かんできた。礼を言って受け取ると、正直のほうびにとひのきのぼうをくれた。たとえ何であろうと、物をもらえるのは嬉しい。俺が喜んだのを見て精霊は意外そうな顔をして、それから笑って言った。
「あなたは、とても心がけのいい人ですね。それはただのひのきのぼうではありません。戦闘中にそれに装備しなおせぱ、その前に守備力を下げられていても、元の数値に戻ります。その後すぐに元の装備に戻すことも可能です」
「えっ…」
 俺は驚いてひのきのぼうと精霊を見比べた。サマンオサの偽王はルカナンを使ってくる。まふうじのつえもなかなか効かず、その間に痛恨の一撃が来ることが多い。効いたら効いたで攻撃の回数が増え、痛恨の一撃も増えてしまう。もしあのルカナンを無効にすることができたら……。
「本当ですか!?」
「嘘です」
 俺が二の句を告げずに口を開けていると、精霊は少し恥ずかしそうに笑った。
「…本当は、そのひのきのぼうでなくても、戦闘中に装備をしなおせばそうなるのですよ。それは普通のひのきのぼうです。喜んでくれた人はあなたが初めてだったので、嬉しくてついそんなことを言ってしまいました。正直でないのは私の方ですね…」
 そう言って、精霊はまた泉に沈み、もう浮かんではこなかった。
(…泉の精霊も大変だな)
 正直のほうびに高価な物を渡せるほど景気は良くないのだろう、と俺は勝手に同情した。考えてみれば、童話の通りに高価な物が出てきたら、多分俺は正直者ではいられなかっただろうから、ちょうどよかったと言えなくもない。いい話も教えてもらったし。

 さらに色を塗る。勇者オルテガの仲間だったホビットの城に住むしゃべる猫が、4つの岩の中央を調べろと言っていたのを思い出した。行ってみるとせかいじゅのはがあった。蘇生の薬草だ。一人旅には意味がないし、換金できるのでどっちにしろ使えない。
 レイアムランドの西半分を白くするついでにパープルオーブを捧げた。あと2つだ。この島でうろついている間にレベルが上がり、ザオラルを覚えた。せかいじゅのはは使えなくてもこれは使える。この先仲間ができても、蘇生させてやることができるようになった。

 塗れるところは大体塗り、地図もだいぶ見栄えがよくなった。これでいよいよサマンオサの偽王を倒すしかなくなった。へんげのつえを手に入れれば幽霊船という次の目的地もできる。
  今度は何度死んでも続けて行ってやる。城の周りをうろついて夜を待ち、また突入した。
「見〜た〜なあ〜?」
 戦闘開始。さっそくルカナンが効いてしまった。精霊にもらったひのきのぼうはもう売ってしまったので、やいばのブーメランに装備し直してからすぐにまたくさなぎのつるぎを握り、攻撃した。本当にこんなことでルカナンが無効になるのだろうか、と思ったが、こんぼうの一撃をくらってすぐにわかった。確かに守備力が戻っている。
(やっぱり正直者だ、あの精霊は)
 勢いづいて剣を振り下ろした。偽王の顔が歪む。
(いける)
 回復を繰り返しながら、巨大こんぼうの攻撃に耐える。剣を突き出す。どれくらいの時間が経っただろう。外はまだ暗かった。濁ったうめき声とともに、偽の王の巨体が床に倒れる。痛恨の一撃は、一度も出なかった。

「そなたはわしの命の恩人じゃ。気をつけて行くのだぞ!」
 へんげのつえが消えたことにはまるで触れずに俺に感謝してくれた王様に、多少後ろめたい気持ちを抱きながらもサマンオサを後にした。そういえば例の葬式はやっと終了したが、墓地の家には何もなかった。 
「なんと! 本当にへんげのつえを持ってきたのか!?」
 杖の運び先はグリンラッド。信じられないという顔をしている老人から骨を受け取った。
「まさか本当に持ってくるとは……なにやら悪いような気もするのう。他に欲しい物があれば持って行ってもええぞ」
 老人は決まり悪そうに言った。俺はタンスに入っていたシルクハットとちいさなメダルをもらい、グリンラッドから立ち去った。

 幽霊船はどこにいるのだろう。骨を持っていたら出会ったと海賊たちは言っていたが、やみくもに船を走らせていればいいのだろうか。ふらふらするついでににスーのあの町に寄った。めまぐるしく変わる町だから、なるべくたくさんその変化を見ておきたいと思ったのだが。
(…こんな町だったか?)
 前に来た時にもそう思った。しかし、今度は悪い意味だ。町はまた大きくなっていたが、妙にピリピリした雰囲気だった。目つきの悪い連中もうろついている。
 それでも、町の入り口ではにこやかに挨拶をしてくれる人もいた。
「ゴールドバークへようこそ。ここはゴールド様がお作りになった町ですわ」
 誰だ、と一瞬思ったが、そういえばゴールドはルディの本名だった。なんで様付けされてるんだ。そんな扱いを喜ぶような奴だっただろうか。確かに態度はでかいけど…。
(あいつ、どこにいるんだろう)
 前に来た時に会った場所に行ってみた。あの時建設中だった劇場はもう完成していた。入り口にいた女にどうぞどうぞと言われたので入ってみたが、チップを払わないと楽しめないような場所だった。ルディはこんなことをするために劇場を作ったのだろうか。むしゃくしゃしたのでタンスをあさってすぐに外に出た。するとさっき迎え入れた女が目の前に立ちふさがった。
「お帰りですか。では代金をちょうだいします」
「…は?」
「しめて5万ゴールド。払っていただけますね?」
 殺すぞ。一瞬本気でそう思った。それを察したのか、相手が顔色を変えて後ずさる。すると横合いから男が出てきて俺を後ろに押し戻した。
「お客さん、困りますよ…」
 そこまで言い、男は動きを止めた。
「おい、こいつは……」
 さっきの女に小声で何か言っている。女が目を見開いて、あわてて俺に頭を下げながら道を開けた。
「あ、あら……ゴールド様のお知り合いでしたの。これはこれは……」
 なぜ知り合いだと分かったのだろう。男を見ると、どこか哀れむような目で俺を見ていた。
(…そうか。こいつ、商人なんだ)
 商人だから、俺に『とりたて』がかかっているのがわかった。そして、この町に来る『とりたて』のかかった人間といえば…。もともと、オルテガに金を貸した商人たちが集まって作った町だ。この町の商人なら、俺のことも当然知っているのだろう。
 俺は黙って足早にその場を離れた。憤りに似たものが腹の中でぐるぐる回っている。
 何なんだ。一体どうしたんだ、この町は。
 債権者が集まってできた町だとは分かっていても、俺はこの町が嫌いではなかった。めまぐるしく変わり続け、成長していく町。ルディとあの老人が始めた町。
「おお! お前!」
 聞き覚えのある声に振り向くと、道ばたにあの老人がいた。駆け寄ってくる。
「よ、よく来た。お前、ゴールドに会え」
「会うって…」
「ゴールド、よくやってる。でもやりすぎ。町の者に憎まれてる」
「…………」
「あれ、ゴールドの屋敷。わし、行った。でも追い出された。頼む。やり方、変えるように言え」
 老人が指さした方向には、むやみに大きい屋敷があった。大きいだけでなく、柱や屋根がなにやら凝った曲線を描いていて妙に目立つ。
「…分かった。会ってくる」
「頼む!」
 屋敷へと歩き出した。その道の途中でも、人々のささやく声が聞こえる。
(ちくしょう…こんなに働いてるのに…このままじゃ…)
(あいつのせいだ…)
 俺が向かうその屋敷に、人々が時々目をやる。憎しみのこもった視線だった。そんなのを見ていたら、悔しくて頭に血が上ってきた。何に対する悔しさなのかはよく分からない。
 近づくと、屋敷はますます威圧感を増した。入り口に立っている門番の横をすりぬけ、中に入る。
「おい、ここはゴールド様のお屋敷だ。勝手に…」
 後ろでわめく声がしたが無視した。エジンベアのようなガード力のない門番でよかった。屋敷の中は広く、部屋がいくつもある。適当に入ると、なぜか部屋の中に堂々と宝箱が置いてあったりした。開けてみると金色のクチバシが入っている。装飾品のようだ。金だから多分換金額も高いだろう。
 手当たり次第に扉を開けた。廊下の一番奥の一番重そうな扉を開けると、ルディが机に向かって難しい顔をして何か書いていた。
「…あ、センド」
 俺に気づいて顔を上げる。 
「また来たの? もう暇人確定ね」
 俺はそれには答えずに言った。
「何やってるんだ、お前」
「はあ?」
 いぶかしそうに、眉を寄せてこっちを見る。俺は怒鳴りたいのを懸命に抑えた。
「大きくなりさえすれば、どんな町になってもいいのかよ」
 そう言うと、ルディが息を飲んだのが分かった。しばらくの沈黙の後、ルディは無理に笑ったような顔で言った。
「…どういう意味?」
「言葉通りの意味だよ。俺は商人じゃないから分からないけど、ずいぶん無茶なやり方でこの町を大きくしたらしいじゃないか」
「分からないくせにそんなふうに決めつけるの?」
 馬鹿にしたように鼻で笑う。ルディのそんな態度にはもう慣れていたつもりだったが、この状況では苛立ちが煽られるばかりだった。
「住み心地が悪そうだってことぐらいは分かるよ」
「な……」
「町の人たちを働かせて、ご立派な屋敷に住んでるやつがいるってこともな。部屋に宝箱なんか置いて…ずいぶん高そうなものが入ってたぞ」
 そう言った俺に、ルディはますます嫌な笑いを浮かべて言った。
「ふーん…。それであんた、さっそくそれを自分の袋に入れちゃったってわけね。別にいいのよ、ぜーんぶ『とりたて』のせいだもんね。何か手に入ると思ったら、取らずにはいられないんだもんね。勝手に取ってけば? どうせ誰かが勝手に置いてった物だし」
「勝手に置いてった? …それと引き替えに何か取引でもしたのか? いい身分だな。商人のレベルが上がるとそんなことができるようになるのかよ」
「…うるさい!」
 ルディが机を叩いて立ち上がった。ごてごてと装飾品のついた椅子が動き、床とこすれて音を立てた。
「あんたに何が分かるのよ! お金にさわることもできないくせに!」
 そう言ってはっとしたような顔をした。俺は自分の顔がこわばったのを感じたが、口からはそのまま言葉が出続けた。
「ああ、分からないな。全然分からないよ。お前が何考えてるのか」
「センド」
「世界一の町を作るって言ってたよな。これがその世界一の町か? お前、この町が今どうなってるか、ちゃんと見てるのか? 町の人たちがこの屋敷をどんな目で見てるか、知ってるか? お前が作ったあの劇場で、どんな…」
 そこまで言って、俺は思わず笑ってしまった。5万ゴールド。請求されたあの額を思い出したからだ。どんな額だろうと払えないのは同じだが、それでもあの額はひどすぎる。
「…そうだよな。お前、もともとぼったくりが仕事だもんな」
「……!」
 俺がそう言うと、ルディが顔色を変えた。何か言おうとして、唇をかみ、うつむいた。 俺も自分の口から出た言葉の嫌な重さに、思わず口をつぐんだ。妙に長く感じられる沈黙が流れた。
「…出てって」
 うつむいたままルディが言った。かすれた小さな声だった。黙っていると、ルディは顔を上げて俺をにらみ、もう一度言った。
「出てってよ」
 俺にはもう、何も言えることはなかった。

 屋敷の門の前で、あの老人が待っていた。俺が黙って首を振ると、老人は肩を落としてとぼとぼと去っていった。
 屋敷を振り返る。門番が今度はしっかりと入口を固めていた。やはり威圧感のある屋敷だ。あいつは何が良くてこんなところに住んでいるんだろう。
(…もっと他に、言い方があったかもな…)
 ルディとの言い合いを反芻して、俺はため息をついた。ひどい言い方をしたと思う。けど、たとえやり直せたとしても、結局は同じ結果になるような気がする。言い方を変えたところで、俺の話す内容は同じだし、あいつの返事も同じだろう。
 最初に会った頃、あいつは言っていた。「金は人を変える」。その時俺は確か、きっとお前は変わったりなんかしないと言った。
 そうじゃなかったのだろうか。やっぱり変わってしまうものなのだろうか。
(もう、どうでもいい)
 そう自分に言い聞かせた。道具屋できんのくちばしを換金した。高額でひきとってもらえたが、あまり嬉しくなかった。早くこの金を手放したかった。すぐにアリアハンに飛んで返済した。次は幽霊船だ。早いところ探し出さないと…。そう思っても、頭には勝手に別のことが浮かんでくる。
(…なんでだよ)
 今まで、どれだけ助けてもらったか分からない。礼を言っても、怒った顔をするだけだったけど。
(なんで、こんなことになったんだ)

 ふなのりのほねを載せた船で数日あてもなく航海したが、幽霊船には出会わなかった。
 テーブルに置いた骨はカタカタ震えて少し動いている。少し考え、ひもを結んでつるしてみた。骨はくるくると回った後、尖った一端が一定方向を指し示した。
(あ、そういうことか?)
 その方向に船を走らせたら、昼間なのに急に空が暗くなり、木材が軋むミシミシいう音とともに、ぼろぼろの帆を張った船が現れた。幽霊船だ。どうやら出会えたらしい。船を横付けして乗り込んだ。 
 幽霊船の魔物は弱かった。そのわりに宝箱は多い。そのうちの一つに、こんな船の雰囲気にそぐわないかわいらしいデザインのペンダントが入っていた。どうもオリビアとエリックの愛の思い出の品らしい。その他にも相当数の金品が手に入った。財宝を積んでいるというのはおおげさだが、ずいぶんとおいしい場所だ。船のヌシと戦わなければならない、などということもない。こういう所ばかりだったらいいのだが。


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センド:勇者
レベル:36
E やいばのブーメラン/ドラゴンテイル/くさなぎのけん
E だいちのよろい
E ふうじんのたて
E オルテガのかぶと
E ほしふるうでわ

財産 : 419 G
返済 : 183000 G
借金 : 817000 G


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プレイヤー補足。

「武器持ち替えでルカナン解除」。今までなんとなく禁止してたんですがボストロール戦で解禁しました…。軟派プレイですみません。カンダタ戦は我慢したんですが。
これまでも装備変更が必要な場面では持ち替えてたので、期せずしてルカナンが解除されたことは何度かあったのですが、今後はわざとやります。といってもこの先は守備力を下げてくる相手はあまりいないので、実質ボストロールのためだけの解禁です。ありがとうオルレラ。変な役をさせてごめんなさい。