45.そして伝説へ  -- 2


 暗い中をどこまでも落ちてゆく。いつまでたっても底にはつかなかった。
 なんだか覚えのある感覚だ。そう思った時、闇の中から声がした。
「…何だ、またお前か」
「……あ」
 ラダトームの北の洞窟の、あの地割れの声だった。
「また飛び込んだのか? なぜそういう意味のないことをする」
「…いや、違います。今度は落ちて……というか、場所も全然違うんですが」
 魔王の城の地下から落ちたのに、なぜラダトームの北の洞窟にある地割れと再会しているのか。状況がよくわからない。
「ん? ああ、そういえば別の場所だな。……何だ、これは魔王のいる島ではないか。魔王の配下の連中は、いつもそのあたりからわしの中にゴミを放り込むぞ」
「え…。じゃあつながってたんですか?」
 驚いて聞き返した。つながっているとすれば恐ろしく長い穴だ。
「もともとわしはこの大地全体に広がっておる。魔王のために大地が歪み、ところどころ地表に出てしまっただけだ」
「じゃあもしかしてあの洞窟から飛び込んで、魔の島に出ることもできたとか…」
「それはできん。落ちてきた物を拒んだ時は、決まってあの洞窟の方に出てゆく。お前がこれから魔王の島の方から出たくても、それは無理だ」
「いや、出られるならどこでもいいんですが」
 もし魔の島に出ることができるなら、虹のしずくがなくてもゾーマ城に乗り込めたな、と思っただけだ。今となっては、できてもできなくても同じことだ。
「それにしても魔王の島まで行くとは、お前もなかなか……」
 言いかけた地割れの声が途切れた。声がなくなると、闇の中をただ落ち続けていることを嫌でも意識する。なんだか不安になってくる。
「…どうかしたんですか」
 問いかけると、またしばらくの沈黙の後に答えが返ってきた。
「……天地の歪みが消えてゆく。もしやお前、魔王を倒したのか」
「あ、はい」
「そうか! よくやってくれた。やれやれ、これでようやくわしも眠ることができる」
 嬉しそうに言った後、地割れの声のトーンが下がった。
「…しかし、お前の方はまだ終わりではないようだな」
「え?」
「例の……シャッキンと言ったか、それをまだ背負っているではないか。前に来た時よりもいくらか小さくなったようだが」
「そんなことまで分かるんですか」
 この地割れは、人間に生まれていたら大商人になっていたかもしれない。
「分かるのはそのくらいだ。お前がどうやってそれを小さくしたのかも分からん。しかし、魔王を倒すというのは、天地の在りようを変えるほどの一大事なのだがな…。シャッキンを消すのは、それよりさらに大変なことなのか」
 返事に困る問いだった。比べられることではない。しかし、ゾーマを倒した今でも借金が残っているのはまぎれもない事実だ。
「そうですね…。まあ、俺にとっては」
「ふむ…。わしが表に出ていない間に、世の中もだいぶ変わったとみえる」
 地割れは少し黙った後、力づけるように言った。
「わしにはシャッキンのことは分からんが、まあくじけずがんばれ。魔王を倒すというのは並の者にできることではないぞ。それを成したお前なら、たいていのことはできるはずだ」
 地割れに言われているとは思えないような、まっすぐな励ましだった。俺は笑いそうになったが、なんだか妙に嬉しくもあった。
「はい。あ、そうだ。あの時は盾をありがとうございました」
「おお、そうだったな。どうだ、役に立ったか」
「はい。おかげで魔王を倒せました」
 多分おおげさでもないだろう。勇者の盾は、揃えれば大魔王を倒せるかもしれないと言われた装備の一つで、俺は実際その装備で大魔王を倒したのだから。
「そうかそうか」
 地割れは満足そうに言った後、口調を改めた。
「さて。そろそろ出してやらねばな。わしの裂け目も、空の穴も、もう間もなくふさがるだろう。お前とはもっと話をしたかった。シャッキンについてももう少し聞きたかったが、残念だ」
 笑い声のような低い音が響き、前に落ちた時と同じ、何かが逆転するあの感覚があった。名残惜しそうな声が最後に聞こえた。
「達者でな」

 地割れの言った通り、飛び出した先はラダトーム北の洞窟だった。今度はうまく着地したが、着地と同時に地面が揺れ始めたので結局転ぶことになった。さっきのゾーマ城と同じく、また上からぱらぱらと石のかけらがふってくる。
(ここも崩れるのか!?)
 呪文の使えない洞窟だからリレミトもできない。もっとも、もうリレミトを使えるだけのMPもないのだが。瓦礫の降る中、あわてて階段を駆け上がった。そのまま走って出口へ向かう。が、走っている途中、すでに揺れが止まっていることに気づいた。
(…くそ。大魔王と戦った直後になんで全力疾走しなきゃいけないんだ)
 息を整えながら立ち止まる。振り返ると、下の階へと続く階段は瓦礫に埋もれていた。もともと地表には出ていなかったというあの地割れは、これでまた眠りにつくことができたのだろうか。
 ゾーマがいなくなったせいか、洞窟に魔物の気配はなかった。余力のない今でも身の危険はなさそうだ。静まりかえった洞窟の通路をゆっくり歩いた。出口に近づくにつれ、前に同じ道を歩いた時との違いがはっきりしてくる。通路が明るい。前方に光が見えた。
 洞窟から出て、最初に見えたのは青い空だった。周囲を見渡すと、砂と草原、森や岩山のある風景が遠くまで続いていた。長い間太陽の光がなかったせいか草木の色は弱々しいが、俺は初めてこのアレフガルドの国を見たような気がした。
(本当にゾーマは、自分の闇で世界中を覆っていたんだな)
 光の玉があったとはいえ、そんなやつとよく戦えたものだと思う。そんなことを考えながら空を見上げた時、俺はあの地割れの言葉を思い出してはっとした。
(わしの裂け目も、空の穴も、もう間もなくふさがるだろう)
 空の穴。あれはギアガの大穴のことに違いない。あの地割れと同じように、ギアガの大穴もふさがったのだろうか。だとしたら。
 アリアハンに帰るつもりでルーラを唱えてみた。が、何も起こらなかった。日の光を見た瞬間になぜかMPが回復したので、MPが足りないせいではない。
(帰れない……?)
 一瞬呆然としたが、すぐに自分が持っている物を思い出して息をつく。おそらく、なんとかなるだろう。
 何はともあれ、これからラダトームで改めてロトの称号を受け取れば、とりあえず勇者としての旅は終わりだ。だが、このままラダトームに行くのはまずい。勇者としてはまずくないのだろうが、俺はそれだけで行動するわけにはいかない。
 しばらく考え、俺はルーラでドムドーラに飛んだ。

 ドムドーラの町はすでにお祭り騒ぎだった。
 これでは店は開いていないかもしれない。どうしたものかと考えていると、喜び合う人の群れをかきわけ、小柄な体が俺の前に飛び出してきた。
「センド!」
「あ」
 ルディだった。いきなり俺の肩を叩き、叫ぶように言った。
「あんた、とうとうやったのね!」
「…お前、またここにいたのか」
「何落ち着いてんのよ! あんたでしょ、魔王倒したの!」
「しー! 大声出すなって」
 あわてて止めると、ルディは不審そうに首をかしげた。
「何よ。騒がれるのは苦手なんだとでも言うつもり? クールな勇者様でも気取ってるの?」
「いや、そういうんじゃなくて」
 まあ苦手ではあるが、それだけではない。今目立つのは困るのだ。事情を話そうとしたが、ルディにはそれより先に言わなくてはいけないことがあった。
「……あのな、ルディ。魔王がいなくなって、いいことばかりじゃなくて……」
 言いにくいことだが、先にのばしてもしかたがない。俺は、上の世界とアレフガルドをつなぐ穴が閉じてしまったことを話した。
「ごめん。なんていうか、その……」
 ルディをこっちの世界に連れてきたのは俺で、魔王を倒したのも俺だ。だが、ルディは眉をひそめて俺を見たものの、怒っているようでも悲しそうでもなかった。
「……あたしは別にいいわよ。向こうに何か置いてきたわけでもないし。けど、あんたはどうするの? 向こうに家族だっているし……まだ借金返し終わってないんでしょ?」
「いや、それが……。俺は多分、大丈夫なんだ」
 だからこそ、ますます言いにくかった。天界にも足が届くロトの称号が、上の世界に届かないとは思えない。多分どこかに、竜の女王様の城のような、つながるポイントがあるような気がする。しかしそれは、あの窓辺の光のように、称号を持つ者にしか反応しないだろう。
 ロトの称号と天界のことを説明しようとする俺を、ルディは軽く制した。
「いいわよ、別に。…つまり、あんたはあっちに帰れるってことでしょ。よかったじゃない。帰れなかったら一生『とりたて』確定だもんね」
 笑っているが、本心からそう思っているのだろうか。俺が黙っていると、ルディは少ししみじみとした口調になって続けた。
「まあ色々あったけど、あんたには感謝してるわ。おかげでまた商人やれるし、あの町での経験を、新しい町作りに生かすこともできるんだもの。あんたもせいぜい、残りの借金返済に精を出すことね。住む世界は違っても、一応応援してるわよ」
「何だよそれ。もう会わないみたいじゃないか」
 俺がそう言うと、ルディは肩をすくめて横を向いた。
「向こうに帰って……また、こっちにも来れるの?」
 そこまでは考えていなかった。しかし天界の城にも地上に降りるポイントはあったし、行くことができるのなら戻ることもできると思う。
「多分戻れる。というか、戻れないと困る」
「…なんで困るのよ。魔王がいなくなっても、まだ何かこっちに用があるの?」
「だってお前がいるだろ」
「……何、それ」
 下を向いたルディの声が小さくなった。
「どういう、意味よ…」
「どういうって」
 聞くまでもないことだ。まさか忘れているわけではないだろう。
「お前に借りた3万5千ゴールド、向こうじゃ返せないだろ。『とりたて』が解除されるまで金渡せないから先に返すわけにもいかないし、一回向こうに行ってまた戻ってこないと……どうした?」
 うつむいたままのルディが深いため息をついたので、俺は言葉を途中で止めて聞いた。ルディは勢いよく顔を上げて俺をにらみつけた。
「別に! あんたの返済への心意気に感心しただけよ。大魔王を倒した直後に今後の返済予定を考えるなんて、たいしたもんだわ! 債務者の鑑ね!」
 そう言いながらも何か怒っているように見えるのが気になったが、ルディには他にも聞きたいことがある。俺はすでに袋の中に入れた装備品を見せて聞いた。
「なあ。この剣とよろいと盾、店で換金できるかな」
「え? …ってこれ王者の剣じゃない。そりゃ、大魔王倒したらもういらないんだろうけど……あんた切り替え早いわね」
 剣だけではない。光のよろい、勇者の盾、破壊の鉄球、くさなぎのけん、やいばのよろい。大魔王を倒した今となっては、もう全部不要だ。ルディは一つずつ見て換金額を言ったが、王者の剣だけは首を横に振った。
「他の物は換金できるけど、これは店では無理だと思うわ。まあ欲しがる人は欲しがるだろうから、個人的に売ればいいんじゃない?」
 そうはいかない。時間が経ってもこの剣を持っているというのは、ちょっとまずい気がする。
「しょうがない、剣はあきらめるか。けど今この町で営業してる店、あるかな…」
「ちょっと、今売るつもり? いくらなんでも早すぎない? 大魔王を倒した勇者が装備即売りなんて」
「いや、これからラダトームに行って王様に会わなきゃいけないんだよ」
「だったらなおさら売るのおかしいじゃない。それ売ったら、兜以外はそこらへんの人と同じでしょ。そんなかっこうで王様の前に出るの?」
 確かにおかしいとは思うが、よろいと盾を装備してラダトームに行くわけにはいかない。この2つはもともとあの城にあったものだ。装備した状態で行けば、返却する流れになるのは間違いない。称号をもらった上で買い取れとは言いにくい。剣は見返りなしで置いていくしかないだろうが。
「ふうん。あんたってほんとに……まあ、いいけど」
 簡単に理由を話すと、ルディはあきれたような顔をした。
「…今営業してる店なら、あるわよ」
「本当か。どこに?」
「前にあたしが交渉してた武器屋、覚えてる? やっと子供の名前が決まって営業再開したんだけど、これまであんまり長い間店を閉めてたから、これからは当分年中無休にしないとやってけないって言ってたわ」
「ありがとう」
 とりあえずは、ここでお別れだ。興奮する人々が行き交う通りを横切り、あの武器屋へと向かう。
「センド!」
 後ろから呼びかけられた。振り返ると、通りの向かいでルディが笑いながら手を振っていた。
「3万5千! 絶対返しなさいよー!」
「…分かってるよ!」
 言い返して、俺も手を振った。

「いらっしゃい」
 外では大騒ぎでも、店の中は静かだった。せっかく営業していても、こんな日に武器屋に来る客などいないだろう。俺みたいなのを除けば。
「換金お願いします」
 カウンターの上に装備品を並べた。
「こりゃすごい」
 武器屋の主人は目を丸くして一つ一つ見た後、ルディの鑑定と同じ額を口にした。平和になっても武器や防具が安く買いたたかれるようなことはないらしい。ありがたいことだ。
 重い金袋を受け取ってから、俺は光のよろいと勇者の盾を指さして言った。
「実はこのよろいと盾、ラダトームの王様が探している物なんですよ。もしラダトームに行く機会があれば、城に持って行けばお喜びになると思います」
 もともとはラダトームの物だ。できれば城に戻ってほしい。ラダトームの王様がこのよろいと盾を買い取ってくれれば、俺のいいかげんな良心の痛みも少しはやわらぐというものだ。しかし俺の言葉を聞いて、当然ながら店の主人は妙な顔をした。
「王様が探してる…? じゃあ、ご自分でラダトームに売りに行けばいいのでは?」
「ちょっとそれをしにくい理由があるので…」
 俺は逃げるように店を出た。兜はアリアハンに持ち帰るので、売らずにそのまま身につけている。店の主人は不審そうに見ていたが、兜で顔が上半分隠れているから、多分人相を覚えられることはないだろう。

 あとはロトの称号をもらえば、勇者としての旅は終わりだ。ルーラでラダトームに飛び、町の入口近くに降り立った。中で歓声が上がっているのが聞こえたが、ひとまず町を離れて海岸へ向かった。
 対岸の魔の島に目をこらす。もうあの城はなかった。瓦礫の丘があるだけだった。魔の島と呼ばれるような禍々しい雰囲気もなく、ただからっぽの島になっていた。
(…本当に、倒したんだな)
 倒した後に通ったルートのせいか、今まであまり実感がなかった。城のない対岸を見ているうちに、体の中の張り詰めていたものが溶けていくような気がした。その場に座りこみ、あおむけに寝転がった。襲ってくる魔物の気配はない。
(どうしようかな、これから)
 倒したのだという実感がわいてくると、考えが行くのは今後のことだ。
 上の世界には帰れると思う。おそらく帰れるだろう。今持っている8万7千ゴールドをその時に返済すると、残りの借金は22万7千ゴールド。3万5千はルディから借りた分だから、『とりたて』が解けるまでには19万2千ゴールド…。
 80万以上稼いだといっても、それは魔王が生きている状態での話だ。襲ってくる魔物のいない世界で、どうやって残りの借金を返せばいいのか。
(…早まった、か?)
 後悔というほどではないが、そう思わないこともない。魔王がいる時なら、19万2千ゴールドを稼ぐのはそれほど難しい話ではなかった。
 考えてみれば変な話だ。『とりたて』は心を縛ってひたすら返済させるものだと聞いた。けど俺は、バラモスの時もゾーマの時も、他に行く場所がなくなったらひたすら城に通いつめた。魔物がいなくなって返済に困る可能性を考えなかったわけでもないのに。返済のことだけ考えるなら、魔王を倒す前に魔物狩りをした方がよかったはずだ。
 考えてももう遅いことを、寝転がったままぼんやりと考える。空が青い。上の世界もアレフガルドも天界も、空の色は同じだった。空の色を見ているうちにふと、ずっと昔に胸に刻んだあの言葉が浮かんできた。
(すまない。わかってくれ。俺は一日でも早く平和を取り戻したいんだ)
 もしかしたら、俺の中にも父さんと同じ思いがあったのだろうか。
 魔王の城に通いつめた理由がそれなら、俺が父さんから受け継いだのは、勇者の称号と百万ゴールドの借金だけではなかったということになる。そうだったらいい、と思った。
(父さん。倒したよ、大魔王)
 空を見ながら心の中でつぶやき、もう一度ため息をついた。
 あとはこの借金……全部返せたらいいんだけどなあ……。

*                     *

『かくしてロトの称号を受けたセンドは、ここアレフガルドの英雄となる。
 だが祝いの宴が終わった時、センドの姿はもはやどこにもなかったという。
 彼が残していった武器はロトのつるぎ、防具はロトのよろいやたてとして、
 せいなる守りはロトのしるしとして、後の世に伝えられたという』

「陛下。ドムドーラの武器屋がお目通りを願っております。陛下がお探しのものを持ってきたからお買い求めいただきたい、と申しているのですが…」
「わしが探しているもの? 何の話だ」
「それが、以前この城にあった光のよろいと勇者の盾なのです」
「なんと! まことか!?」
「はい、まず間違いなく」
「そうか! 王者の剣は先日勇者殿がこの城に持ってこられた。これで3つの宝が全て城に戻ったことになる」
「は…」
「しかし、なぜ今になって? 以前から持っておったのか?」
「私も奇妙に思ったのですが、手に入れたのがつい最近だそうで。この国に太陽が戻ったあの日の朝、売りに来た男がいたそうです」
「ふむ…。この城からあれを奪ったのは魔王の手の者。魔王が滅んだ今となっては、金に換えた方が得策というわけか…」
「…いえ、それが…売りに来た男の人相風体を聞いたところ…」
「何じゃ? もったいをつけずに申せ」
「…先の宴の席からいつの間にか姿を消された、あの…」
「……勇者殿か」
「は…。町の者と変わらぬ軽装ながら、なぜか兜だけ身につけていたと…」
「彼がこの城に現れたのは昼頃。売ってからラダトームに来たというわけだな」
「そう、なりますな」
「…勇者殿は、あれらがこの城から奪われたものだということを、知らなかったのであろうか?」
「しかし、王者の剣は持っておられましたな。そして何も言わずにこの城に返していかれた」
「うむ…。光の玉という至宝も、精霊ルビスのまもりもこの城に置いていった。なにゆえ、盾とよろいだけ…」
「いかがなさいますか、陛下」
「よい、通せ。言い値で買い取ろう」
「はっ」
「……不思議な男だ。一体今頃、どこで何をしているのだ? 勇者ロトよ」



『そして、伝説が始まった』


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センド : 勇者ロト
レベル : 81
E オルテガのかぶと
E ほしふるうでわ

財産 : 87719 G
返済 : 721000 G
借金 : 314000 G