ネタバレや腐臭発言が混じるらくがきメモ

2008年09月30日(火) ろくでなしブルース

誰か特定の相手に恋しちゃってる女の子が、全然眼中にない別の男と眼中にないからこそ自然体でふれあってるうちに、はたから見てるとむしろそっちとつきあった方がいいんじゃないのかという感じになってくる。というシチュエーションの具体例を考えた時、一番最初に頭に浮かんだのがろくでなしブルースのひなのちゃんでした。他にもたくさんありそうなのに、ろくでなしブルース。
しかしそういえば、そんなにはっきり覚えているわけではないけど、あれはひなのちゃん視点の時がけっこうあって、その乙女心の生々しさがすごかったような気がする。美しいとか醜いとかではなく、今そこにある乙女心。数年後に過去の自分の行動を思い出して「ああ〜」ってなる、そういうのの原動力たる乙女心! やっぱり森田先生はすごいぜ

ところで、私があの作品で一番印象に残ってるのは毛深いヘラクレスの回なんですが、今「毛深いヘラクレス」で検索してみたら出てこなかったのでヘラクレスじゃなかったかもしれません。印象に残ってるのにうろ覚えとは。観月先生がコンクール出品用に描いていた絵が何者かに切り裂かれているのを発見して誠二(だっけ?)激怒、という回です。
井岡先生をモデルに描かれた男の上半身(首から下)の絵が、カッターか何かで無残に切り裂かれているんですが、実は
この絵は「失恋で胸が張り裂けそうな毛深いヘラクレス」を描いたもので、つまりその傷跡はすごくリアルに描かれた絵の一部だった。
という内容。いろんな話があったのにどうしてもあれが一番先に出てきてしまう。ろくでなしブルースの「あの絵柄×ああいう内容」という咬み合いがたった1話であんなに美しく表現された回が果たして他にあっただろうか!? とはいえろくでなしブルースを代表するエピソードか、というと全然違うと思うけど

2008年09月29日(月) ドラクエ3

エリック

毎度おなじみ戦士と武闘家(の体を借りているエリック)
これ()の後、愛の思い出を発見し幽霊船からエリックを拉致することに成功してオリビア岬に向かってるところ。エリックは心優しく気が弱い人…な気がする。
愛の思い出が何だったのかはゲーム中には出てきませんが、昔読んだ攻略本か何かでペンダントの絵が描いてあったのでそれで固まっちゃいました。でそれを首にかけるとエリックに乗っ取られるようなイメージが…あったりなかったりした。ここではそういう話ではありませんが。

男戦士は寡黙、もしくは失言が多そうとか勝手に思ってます。ここの戦士は寡黙ではないのでつまり後者です。これは失言というわけでもないけど、本当は「大丈夫、ちゃんと岬まで行けるよ(多分)」という方に重きを置きたかったのに失敗した。
エリックは生前色々苦労したので悲観的になってますが、別に岬に行くのにそんなに苦労はしません。相変わらず全然盛り上がらないね

2008年09月28日(日) 日常日記

残り物を冷蔵庫に保存する容器を買った。一人暮らし始めてずいぶん経つのに、今まで持ってなかったんです。
コンビニ弁当は外出先で食べるものであり、外食は人と話すためもしくはすごくおいしいものを食べるためにあると心得ている身としては、残念ながら料理ができなくても自炊せざるを得ません。が、それでも今まで保存用の容器を持っていなかった。ご飯はラップにくるんでました。おかずは鍋に放置して、毎食食べてすぐ消費してました。夏場は鍋ごと冷蔵庫でした。

残り物を冷蔵庫に保存する容器を、他のものを買う時についでに買ったんです(2個入り)。で、余った煮物ともやし炒めをそれぞれ冷蔵庫にしまった。フライパンと鍋が空になったので片づけ……片づいたー!? なぜか自分でもびっくりするくらいにご飯食べた後に鍋が空になっていることに驚いた。
そして翌日に冷蔵庫を開けて、じゃあこれをちょっと出してレンジでチンして食べ……作ってないのにおかずが出てきたー!? 自分でもびっくりするくらいの喜びだった。今までとそんなに変わらないと思うんだけど、何かが圧倒的に違った。容器は追加でまたいくつか買おうと思います。

2008年09月27日(土) ドラクエ3?

sitennou.png 300×153 7K

後世に伝わる勇者ロトの物語はさぞ色々改変されてるんだろうなーの件について。
ドラクエ3ではアレフガルドに下りた後、ゾーマ城に行くまで中ボスバトルがありません。しかしアレフガルドに伝わる伝説の中では、勇者ロトはいろんなところで中ボスバトルをしているに違いないと思う。世界を救った勇者の伝説なのだから波瀾万丈で当然です。各地に残るロトの足跡を元に、人々は妄想をふくらませてそれぞれのロト物語を作っていくんですよ。
そして、ここで間違いなく妄想好きの餌食になるのが、マイラでの王者の剣復元イベント。本当はラダトームから盗まれた剣をゾーマががんばって粉々にしたわけですが、これは後世に伝わるうちに、勇者ロトが持っていたのが折られたという敗北イベントに改変されるような気がする。

マイラを襲撃した大魔王の側近と戦い、その恐るべき力の前に敗れるロト。そして側近を通じて放たれた大魔王の闇の魔力により、ロトの装備していた王者の剣が砕かれてしまう。側近は倒れ伏すロトを殺そうとするが、ロトの絶望を糧にしたい大魔王がそれを止める。そして側近はロトを殺さず、あざ笑いながら去っていく。アレフガルド最強の剣を失い、うちひしがれるロト。体の傷はマイラの温泉で徐々に癒えるが、もはや大魔王を倒す手だてはないのかと無力感に苦しむ。しかし周囲の人々の励ましによって勇気を取り戻し、立ち上がる。するとロトのその心に反応したかのように、砕かれた剣の残骸が光を放つ。王者の剣はまだ死んではいなかった! マイラの鍛冶屋の手により剣の復元が始まる。それを知った大魔王の側近が再び襲来、鍛冶屋を殺そうとするが、ロトが駆けつけてそれを止める。再戦。絶望から立ち上がったロトはその強さを増していた。驚き、ここで必ず殺しておかねばと思う側近。強くなったとはいえ、出来合の剣で戦うロトはだんだんと不利になっていく。万事休すというところで、ついに復元が完了した王者の剣が自ら主の元に飛んでくる。生まれ変わった剣を手にしたロトは、これまでにない力を発揮して側近を撃破。「ありがとう、みんな!」戦いはこれからだ!

ロトの伝説は色々ありそうだけど、こんな展開ばっかりのやつも1つくらいはあるはず。ロト研究家とかには信憑性が薄くて資料的価値はないとか言われてる

2008年09月26日(金) 地底三国志

病気を治すというふれこみの五斗米道が漢中を占拠していたってことは、その頃の漢中は周囲からは医療の国に見えていたってことじゃないの? ドラム王国みたいなさ!(嬉しそう)
もちろん「信者になれば治る」みたいなうさんくさい内容の治療だっただろうけど、ちゃんと治せればそれだけ信徒獲得が見込めるわけだからそれなりに医術の研究もがんばっていたのではないかと思う。他でさじを投げられた病人(金持ち)が藁をもすがる思いで漢中に来る→治る→これは本物だ!というようなことがたくさん起これば大きな力になるに違いないのだから。教祖の一族に独自の医術が伝わってたりするといい。それに教祖の弟・張衛が各地で学んだ最先端の医療がさらなる厚みを加える。張衛は神医と名高い華佗に教えを乞いたいと考えていたが、曹操の典医である華佗は身元がはっきりしている者しか弟子に取らないためそれが難しい。しかし五斗米道に伝わる医学知識で華佗の興味を引くことに成功、準弟子の立場に。それから色々あって、つまり結論から言うと、華佗の獄死に五斗米道が絡んでるってのはどうかな?

2008年09月25日(木) 更新履歴

帯封を久しぶりに更新。

更新報告なんてわざわざする必要ない気もするけど、一応毎日文章書いてるよという誰に対してなのかよく分からない主張です。

2008年09月24日(水) 地底三国志

なんでもいいから毎日更新しようとすると自分設定祭りになることに薄々気づき始めた。けど今までもそうだから別にいいのか

・司馬懿
曹操の仕官要請を断り続けることに定評のある司馬懿ですが、あれが生き馬の目を抜く中央から離れた土地で平穏な暮らしをしたいという純粋な気持ちから来たものだったら? というか別にそれでもおかしくないような気がする。司馬仲達は静かに暮らしたい。
あまり能力があるところを見せるとスカウトが来てしまうことに気づいてからは目立たないように努めていた司馬懿だったが、その時にはもう遅かった。8人兄弟が全員俊才という異常な環境のせいもあり、すでに評判は人材マニアの耳に届いてしまっていた。仮病とか使って断り続けたものの、曹操のしつこいスカウトは7年間にわたって続けられる。役人として働いている手前毎回仮病を使うわけにもいかず、ついに都に出仕する司馬懿。喜ぶ曹操。平穏に暮らすためなら自分の才能を無駄にしてもいいという気持ちなど全く理解できないタイプの人格である曹操は、才能を隠す=すごい野望があるとしか思わないのだった。「油断ならぬ奴め!気に入った!」嫌な感じに認められてしまった司馬懿はなるべく目立たないように仕事をしようとするが、折悪しく赤壁の敗戦があったため文官の仕事量は異常に増えてしまい、一生懸命仕事をせざるをえない状況に。てきぱきと仕事をこなしながらも、才を認められるのは嫌なのでこっそり他人の仕事の手助けをしたり自分の仕事を他人がやったように見せかけるなどの工作を行う司馬懿。しかし曹操にはそれがしっかりばれてしまった。「お前の野望はどこまで大きいんだ?」感嘆する曹操は司馬懿を長子曹丕の部下につける。曹丕もまた、己の才を低く見せる振る舞いが曹操の心に留まる男だった。「面白い組み合わせになるかもしれん」人が才を発揮するのが大好きな曹操は、2人が互いに刺激を与え合ってすごいことになるのを期待する。しかし実は曹丕は(以下略)

勘違い系どたばたコメディー、平穏に暮らしたいだけなのになんでこんなことに!? というお約束の展開が続いていく感じで。好きですそういうの。
結局曹丕の代になると周囲の司馬懿への誤解も解けていくんですが、そうなると「全然野望はないけど超有能。特に戦はすごいうまい」という人物であることが明らかになりやたらとみんなに頼られてしまう。曹丕が死んで曹叡の代になると、司馬懿は徐々にフェードアウトして引退をもくろみ始めるんだけど、周囲がドラゴンボールを終わらせようとする鳥山先生を引き留めるジャンプ編集部みたいな勢い(イメージ)で止めてくるのでやむなく働き続けるのだった。曹叡が即位したあたりがナメック星編終わったところ。曹芳が即位したあたりが人造人間編終わったところ。曹芳即位の頃になると、司馬懿が引退したがってるのは誰の目にも明らかで、それを周囲が一丸となって阻止しようとする。しかし司馬懿とともに曹叡に後事を託された曹爽は、引退したいんですけどほんと何とかなりませんかと司馬懿に相談され、半引退職の大博になるよう取りはからう。司馬懿は喜ぶが他の人々は曹爽に対してこいつ空気読めないのかと反感を持ち、そして(以下略)

それにしても横山光輝三国志の司馬懿は本当にいい顔をしているなあ…

2008年09月23日(火) 地底三国志

袁術

・袁術
色々と語りつくせないけど自分三国志の袁術は野望が30くらいで兄上の天下取りの手伝いをするつもりの人。育ちがよくて若干お人好し。袁紹と仲違いしたのは孫策・孫権の陰謀です(袁家円満だと天下が決まってしまうため)。孫策の兵を吸収したのは親切心、というか維持が無理なので孫策から頼んでそうしてもらった。恩を仇で返された。
袁術といえば娘が孫権の側室になったりしているあたりのおいしいエピソードも見逃せません。袁術亡き後、遺族が孫策のもとに行くのは孫策と周瑜が二喬を娶ったのと同じくらいの時期らしいので、その時に孫権が袁夫人を娶ったとなると二喬のダブルロマンスの陰にあった合計トリプルロマンスとなる。是非そういうことにして推していきたい気持ちです。孫権は袁術に仕えてはいなかったけど、兄上のからみで何度か袁術に会ってて気に入られていて、袁術は孫権がそれなりの年齢になって仕えてくれるのを楽しみにしていて、「うちの娘もらってくれないかなあ」みたいなのがあったりするとなおいい。当人同士もその頃からお互いに淡い想いとかがね。でも袁術を陥れる陰謀を企てる孫権。それとこれとは話が別です。
史書の袁夫人は美しさをねたまれて他の側室に殺されてしまうという悲しい最期を迎えるんですが、この事件が起こった時には袁夫人は若くても50歳くらいになっていて、下手すると70歳近かったりする。美しさをねたまれ……結果はともかくやけに夢のある話です。子供もいなくて有力なバックもないはずなので、ねたまれるとなると美しさはともかく孫権が大切にしてたのは確かです。何十年も。わあー…。
もっとも孫権が一番愛した妻というと通常名が上がるのは歩夫人であって袁夫人ではないんですが、この歩夫人は呉書に「嫉妬というものを知らない性格で後宮の他の女性の後ろ盾になった」とかわざわざ書かれるような人。だったら二人仲良かったってことでいいじゃないですか。どちらも正室じゃないけど正室は何十年間か別居状態なので、孫権の後宮は袁夫人と歩夫人が仲良くキャッキャウフフしてるのが中心だった数十年があったというファンタジーが成り立つと思うんですよ。やった!

長い上に途中から袁術じゃなくなった。
そういえば袁術の娘は北方謙三三国志にも出てくるんですが、孫権とは何も関わらない役だったのでちょっとがっかりした。袁夫人とは別の娘、袁夫人の妹?だったようです。ただ北方先生が呉書の袁夫人の項目を見て、孫権なんかにはもったいないからもっといい男を紹介してやるよ!と考えたのではないかという一抹の疑惑もぬぐえません。北方先生め!

2008年09月22日(月) ネット閲覧日記

痛いニュース(ノ∀`):清原「今のオレに変化球投げるなんて、辞めていく人間に後ろから切りつけるようなもん。がっかり」

これの中にあった「佐々岡の引退試合で村田がホームラン」はすごくいい話で読むだけで泣けてしまうんですが、この物語の主役の一人である村田選手のブログの該当記事は何度読んでも面白いです。
人生の中でもホームランを打って涙が出たのは初めてです(T_T)

九回の表、ツーアウトランナー無し…
ピッチャーは今期限りで引退を表明した佐々岡さん(>_<)

自分の心境は複雑でした。
しかし、広島のナインの方や佐々岡さん、ブラウン監督はタイトル争いをしている自分に対して『真剣勝負のフルスイングで送り出してくれっ』と言ってくださいましたm(__)m

すごいなあ、これ
本当に泣いてるのにその涙と「(T_T)」の結びつかなさがすごい。
あと「引退を表明した佐々岡さん(>_<)」の部分が面白すぎてすごい

2008年09月21日(日) 文章

しばらくの間なんでもいいから毎日のように何かしら文章書いてみようと思いました。粗製濫造の中から後で読み返して笑顔になるものが生まれたりするものです。多分
アンテナやRSSリーダーに入れているとムッとするかもしれないけどまあそんなこともあるよ

文章というのは意味が伝わればいいのだと思っているくせに苦手な言い回しがある不思議。何なんだろう。誤用とかならわかるんですが、別に間違ってなくても起こる現象なのですよね。
たとえば私は「盛大にため息をついた」とか「盛大に笑った」とか、行動に「盛大に」がついた言い回しがどうも苦手で、文中にそれが含まれていると、ははあこれは自分とは合わない文章だな?とかつい思ってしまう。言葉への苦手意識は繰り返しによって起こるような気がするので、つまり私はそれが含まれている文章を過去にたくさん読んだが自分に合わないものだった確率が高かった、ということなのかもしれませんが、なんかそれだけではない気がする。
苦手な言い回しはこれ以外にも多々あり、そういうのってよくないんじゃないかしら? と思う今日この頃です。日常的に文章を書いてみることでそういう言葉と自然にふれあっていけたらいいね、みたいな気持ちです。

そういえば以前「教室で盛大にゲロ吐いた」という本を書店でよく見かけたけどそれはそんなに「何というタイトルだ」とか思ったりはしなかった。タイトルは奇抜で当然という気持ちがあるからかもしれません。やはり文中に出てくるのがハッとする。それからゲロだからかもしれません。やはり「盛大に」はため息の頭にあるのが一番うわっと思う。
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