ネタバレや腐臭発言が混じるらくがきメモ

2008年09月24日(水) 地底三国志

なんでもいいから毎日更新しようとすると自分設定祭りになることに薄々気づき始めた。けど今までもそうだから別にいいのか

・司馬懿
曹操の仕官要請を断り続けることに定評のある司馬懿ですが、あれが生き馬の目を抜く中央から離れた土地で平穏な暮らしをしたいという純粋な気持ちから来たものだったら? というか別にそれでもおかしくないような気がする。司馬仲達は静かに暮らしたい。
あまり能力があるところを見せるとスカウトが来てしまうことに気づいてからは目立たないように努めていた司馬懿だったが、その時にはもう遅かった。8人兄弟が全員俊才という異常な環境のせいもあり、すでに評判は人材マニアの耳に届いてしまっていた。仮病とか使って断り続けたものの、曹操のしつこいスカウトは7年間にわたって続けられる。役人として働いている手前毎回仮病を使うわけにもいかず、ついに都に出仕する司馬懿。喜ぶ曹操。平穏に暮らすためなら自分の才能を無駄にしてもいいという気持ちなど全く理解できないタイプの人格である曹操は、才能を隠す=すごい野望があるとしか思わないのだった。「油断ならぬ奴め!気に入った!」嫌な感じに認められてしまった司馬懿はなるべく目立たないように仕事をしようとするが、折悪しく赤壁の敗戦があったため文官の仕事量は異常に増えてしまい、一生懸命仕事をせざるをえない状況に。てきぱきと仕事をこなしながらも、才を認められるのは嫌なのでこっそり他人の仕事の手助けをしたり自分の仕事を他人がやったように見せかけるなどの工作を行う司馬懿。しかし曹操にはそれがしっかりばれてしまった。「お前の野望はどこまで大きいんだ?」感嘆する曹操は司馬懿を長子曹丕の部下につける。曹丕もまた、己の才を低く見せる振る舞いが曹操の心に留まる男だった。「面白い組み合わせになるかもしれん」人が才を発揮するのが大好きな曹操は、2人が互いに刺激を与え合ってすごいことになるのを期待する。しかし実は曹丕は(以下略)

勘違い系どたばたコメディー、平穏に暮らしたいだけなのになんでこんなことに!? というお約束の展開が続いていく感じで。好きですそういうの。
結局曹丕の代になると周囲の司馬懿への誤解も解けていくんですが、そうなると「全然野望はないけど超有能。特に戦はすごいうまい」という人物であることが明らかになりやたらとみんなに頼られてしまう。曹丕が死んで曹叡の代になると、司馬懿は徐々にフェードアウトして引退をもくろみ始めるんだけど、周囲がドラゴンボールを終わらせようとする鳥山先生を引き留めるジャンプ編集部みたいな勢い(イメージ)で止めてくるのでやむなく働き続けるのだった。曹叡が即位したあたりがナメック星編終わったところ。曹芳が即位したあたりが人造人間編終わったところ。曹芳即位の頃になると、司馬懿が引退したがってるのは誰の目にも明らかで、それを周囲が一丸となって阻止しようとする。しかし司馬懿とともに曹叡に後事を託された曹爽は、引退したいんですけどほんと何とかなりませんかと司馬懿に相談され、半引退職の大博になるよう取りはからう。司馬懿は喜ぶが他の人々は曹爽に対してこいつ空気読めないのかと反感を持ち、そして(以下略)

それにしても横山光輝三国志の司馬懿は本当にいい顔をしているなあ…
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